釣り

釣り船の選び方② 駐車スペースで困らないために気にする3つのこと

 ①でホームページから読み取れる情報について書きましたが、ラーメン屋さんと一緒で人気のある船宿は当然混み合います。釣りスペースが狭くなると釣りにくくなりトラブルも多くなる事が多いので、人気の船宿に行けば良い釣果が得られるとも限らないのです。

 船釣りは道具が多いので車で行くケースが多い思いますが、漁港の駐車スペースが小さいとストレスになります。広いスペースが確保できている港の場合はあまり気にする必要は無いですが、狭いといろいろ制約が出てくるので注意が必要です。

 以下に注意が必要な駐車場を挙げていきます。

釣り客が多く駐車スペースが小さい港

 釣り客が多く隣の車との間隔が狭い港は気を遣います。ただでさえ荷物の積み下ろしが多いのにマナーの悪い客がドアを開けっ放しにしてこちらが車に乗り込めないなんて事は良くありました。お互い気をつけられれば良いのですが、気が付かない人が多いのも事実です。

 このような港は出入口が複数無いことが多く、出船時間・帰港時間が重なる釣船においては大混雑することが多いです。その中で接触だったり渋滞だったりが起こり、トラブルに発展することがあります。

 また狭い漁港の駐車場において良く起こるのが、停められたけど出られないという現象です。朝ちょうどいい駐車スペースがあって停めたまでは良いのですが、いざ帰港してみると他の釣船に乗ったとみられる釣り人の車が横または前後に駐車していて帰る準備が終わっていても出られないというトラブルに見舞われます。これはもう車の所有者が乗っている船が帰ってくるまで車を動かすことができませんので、前後左右に中途半端なスペースが残っているような駐車スペースに停める場合は注意が必要です。

釣船ごとに駐車エリアが決まっている港

 狭い漁港の中には釣船ごとに駐車エリアが決まっているところがあります。そういう場合はホームページに詳細な場所が示されている場合が多いのですが、なかなか正確な場所に1回で辿り着けない事が多いのも事実です。間違えて駐車したりすると注意されたり、縦列で停める場合は出られなくなる事が発生します。

 船長や船宿の人が誘導してくれる場合がほとんどですが、ものすごい態度が悪い人が対応する場合もあります。自分の客じゃないので気持ちはわかりますが、その漁港の船宿全てのイメージ低下に繋がりますのでやめた方がいいと思います。あまり言いたくないですが、私は千葉の勝〇漁港でものすごく嫌な思いをしました。それ以来2度と行ってません。

縦列して駐車しないといけない港

 さらに狭い漁港になると先に来た順で縦列駐車するよう指示されます。先に来ないと良い釣り座を取れないので仕方ないですが、帰るのは一番最後になるというデメリットがあります。

 また、縦列駐車をしてかつ船を複数持っている船宿は帰港時間がズレた場合車を動かせるよう車のキーを預かるケースがあります。あまり気にしない人は良いですが、大切な車に乗り込まれるのに抵抗がある人もいるのではないでしょうか。少なくとも私は他人に自分の車を運転させたくない人間の一人です。

まとめ

 漁港に着いた時や帰宅時に嫌な思いをすると釣りで高揚した気持ちが一気に萎えてしまうことが多々ありますので、船宿を評価する指標として駐車場の利便性は重要視した方がいいと思います。

 人気の漁港でハイシーズンともなると停めるスペースが無くなる事もありますので、ストレスなく1日を終えたい人は駐車場の情報を事前にチェックすることをお勧めします。

 事前チェックの方法として私は良くグーグルストリートを活用しています。駐車スペースはもちろん普段どのような方向で駐車しているのかなど意外と得られる情報は多いです。事前に情報を得られなかった場合は一番に着いても他の人が来るまで落ち着かなかったり、せっかくの一番乗りが遅れてしまい良い釣り座が取れなくなったりするので注意が必要です。